植毛1000株はどのくらい?500株・1500株の範囲と費用の目安

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カウンセリングの予約前にクリニックの料金表を見ていたら「1000株〜」「500グラフト〜」と書かれていて、それが自分の薄毛のどのくらいをカバーできる量なのか想像がつかない。「1000株あれば足りるのか、費用はいくらになるのか」と迷っていませんか。

結論から言うと、クリニックの公式の目安では、1000株は頭頂部の植毛で使われる株数の目安で、500株は浅いM字、1500株は前頭部の広い範囲が目安です。費用は1000株で約72万〜121万円が目安です。ただし、同じ株数でも仕上がりの密度や採取できる毛の量で結果は変わります。この記事を読めば、株数ごとの範囲の目安と費用、必要な株数の決まり方がはっきりします。

この記事でわかること

  • 1株(グラフト)の意味
  • 500株・1000株・1500株の範囲の目安
  • 株数別の費用の目安
  • 必要な株数を左右する要素
  • 移植した株の生着と経過
  • 株数を決めるときの注意点

 

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植毛1000株は頭頂部やM字の広めの範囲が目安になる量

1000株は、クリニックの部位別の目安では頭頂部の植毛で使われる株数で、浅いM字よりは広く、前頭部全体よりは狭い範囲が目安になります。

カミノクリニックの公式サイトでは、部位ごとの株数の目安が次のように示されています(2026年10月時点)。

株数 目安となる部位
500株〜 浅いM字
800株〜 生え際
1,000株〜 頭頂部
1,200株〜 深いM字
1,500株〜 前頭部

アイランドタワークリニックの公式サイトでも、M字・頭頂部で500グラフト、生え際で800グラフトの料金例が示されています。いずれも「〜」とあるとおり最低ラインの目安で、実際には薄毛の広さに応じて株数が増えます。

なお、「何cm四方をカバーできる」という面積の目安は、仕上がりの密度をどのくらいにするかで大きく変わるため、一律には言えません。同じ1000株でも、広く薄く植えれば範囲は広がり、狭く密に植えれば範囲は狭くなります。自分の頭でどうなるかは、医師にデザインを見せてもらいながら確認するのが確実です。

1株(グラフト)は1〜4本の毛がまとまった単位

植毛の「1株」「1グラフト」は、毛穴から生えている1〜4本ほどの毛のまとまりを1単位として数えたものです。

国際毛髪外科学会(ISHRS)の患者向けページでは、FUE法で採取する単位を「1〜4本の毛が自然にまとまった毛包単位」と説明しています。人の髪は1つの毛穴から1本だけ生えているとは限らず、2本・3本とまとまって生えていることがあるためです。

このため、1000株を移植しても毛の本数は1000本ではなく、それより多くなります。ただし、1株に何本含まれるかは人によって違うため、「1000株=◯本」と決まった数に置き換えることはできません。料金表の「株」と「グラフト」はほぼ同じ意味で使われていると考えてかまいません。

用語 意味
株・グラフト 移植する毛のまとまり1単位(毛包単位)
ドナー部 毛を採取する後頭部・側頭部
FUE法 毛包単位で1株ずつくり抜いて採取する方法

株数別の費用は500株で36万円台から、1000株で70万〜120万円台が目安

主要クリニックの公式料金で計算すると、500株は約36万〜72万円、1000株は約72万〜121万円、1500株は約104万〜171万円が目安です(2026年10月時点・各公式サイトより、税込)。

クリニック(刈り上げる術式) 500株 1,000株 1,500株
カミノクリニック(基本治療費22万円+1株550円) 495,000円〜 770,000円〜 1,045,000円〜
親和クリニック(基本220,000円+1グラフト990円) 715,000円〜 1,210,000円〜 約1,705,000円
アイランドタワークリニック(基本220,000円+1グラフト990円) 715,000円 約1,210,000円 約1,705,000円
湘南AGAクリニック(1グラフト720円) 360,000円 約720,000円 約1,080,000円

自毛植毛のクリニックをまとめて比べたい人は、自毛植毛のおすすめクリニック5選をご覧ください。

「約」をつけた金額は、各公式サイトの基本料と1株単価から計算した参考値です。それ以外は公式に示されている費用例です。湘南AGAクリニックは通常価格で計算しています。モニター価格やキャンペーン、検査費などで実際の支払額は変わるため、最新の料金は各公式サイトで確認してください。

表からわかるとおり、基本治療費がかかる院では、株数が増えるほど1株あたりの実質負担は下がります。逆に基本治療費0円の院は、少ない株数で差が出やすくなります。自分に必要な株数で総額を比べることが大切です。

刈り上げずに採取する術式は単価が上がります。たとえばカミノクリニックのノンシェーブン植毛術は1株880円、湘南AGAクリニックのノンシェーブン植毛は1グラフト950円です。

カミノクリニックの株数シミュレーション

カミノクリニックは、公式サイトの料金シミュレーションで500〜2,500株を100株単位で選べ、株数ごとの総額を事前に確かめられます。料金はカミクリ式(FUE法)が基本治療費22万円+1株550円で、部位別に「浅いM字500株〜」「頭頂部1000株〜」といった目安も示されています。医療ローンを使う場合の月々の例(頭頂部1000株〜で月々10,400円〜、頭金20万円・84回払いの場合)も載っているため、株数と支払い方法をあわせて検討したい人は公式サイトで確認してみてください。実際の株数はカウンセリングで決まり、診察の結果、施術できない場合もあります。

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必要な株数は薄毛の範囲・密度・ドナー部の毛の量で決まる

必要な株数は部位の名前だけでは決まらず、薄毛の広さ、目指す密度、後頭部から採取できる毛の量の組み合わせで決まります。

  • 薄毛の範囲:同じM字でも、浅いか深いかで株数は大きく変わる
  • 目指す密度:自然に見せたいのか、しっかり密度を出したいのか
  • 髪質:毛の太さや1株あたりの本数によって、同じ株数でも見え方が変わることがある
  • ドナー部の量:後頭部・側頭部に採取できる毛が十分にあるか
  • 将来の薄毛:今後薄くなりそうな範囲をどう考えるか

特に大切なのがドナー部です。ISHRSは、一度採取したドナー部の毛は再び生えてこないため、将来の必要に備えて計画的に使うことが安全な植毛の基本だとしています。採りすぎると後頭部が薄く見えることもあるため、「多く植えるほど良い」とは限りません。

1回で移植できる株数にも幅があります。カミノクリニックの料金シミュレーションは500〜2,500株、親和クリニックは1回5,000株以上の移植も可能としています。広い範囲を希望する場合は、1回で行うか、複数回に分けるかも医師と相談しましょう。

移植した株がすべて生着するとは限らない

移植した株の多くは生着が期待できますが、すべてが生着するとは限らず、結果には個人差があります。

日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」の解説では、文献をもとに自毛植毛術で82.5%以上という高い生着率が得られるとの記載が紹介されています。同ガイドラインは、内服・外用薬で効果が十分でない男性型脱毛症に、経験と技術のある医師が行う場合に限り、自毛植毛術を推奨度B(行うよう勧める)としています。一方、親和クリニックは公式サイトで「生着率は個人差が大きく、施術結果を一律に保証するものではありません」と明記しています。

また、植毛の効果はすぐには見えません。ISHRSによると、術後1〜2週間ほどでかさぶたが取れ、その後いったん移植した毛が抜けますが、毛根は残ります。目に見えて生えてくるまでには少なくとも数か月かかり、髪は月に約1cmのペースで伸びるため、最終的な仕上がりがわかるまで1年以上かかることも多いとされています。

このほか、自毛植毛は外科手術のため、腫れ・痛み・出血・感染、もともとの毛が一時的に抜けるショックロス、ドナー部の傷跡などのリスクがあります。株数を決める際は、こうしたリスクの説明もあわせて受けましょう。

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株数を決めるときは植毛後の薄毛の進行も考える

株数は「今薄い部分を埋める量」だけでなく、植毛していない毛が今後どうなるかも考えて決める必要があります。

植毛した毛はAGAの影響を受けにくい後頭部・側頭部の毛ですが、植毛していない既存の毛はAGAで薄くなり続けることがあります。ISHRSも、理想的な候補者としてフィナステリドやミノキシジルなどの薬で抜け毛が落ち着いている人を挙げ、若い人ほど将来の脱毛が進むリスクが大きいとしています。株数の相談とあわせて、AGA治療薬を併用するかを医師と相談するのが基本です。

カウンセリングでは、次の点を確認すると株数の妥当性を判断しやすくなります。

  1. 希望する範囲を鏡や写真で示し、デザインを描いてもらう
  2. 提案された株数の根拠(範囲・密度)を聞く
  3. ドナー部にどのくらい余裕があるかを聞く
  4. 同じ株数での総額と、追加でかかる費用を確認する
  5. 将来もう一度植毛する可能性があるかを聞く

必要な株数はカウンセリングで決まり、医師の診察の結果、施術できない場合もあります。症例写真を参考にするときは、公式サイトでリスク・副作用の説明とセットで見るようにしましょう。

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よくある質問(FAQ)

1000株は何本の髪の毛になりますか?

1株には1〜4本ほどの毛が含まれるため、本数は1000本より多くなります。ただし、1株あたりの本数は人によって違うため、決まった本数に換算することはできません。本数よりも、どの範囲にどのくらいの密度で植えるかを医師に確認する方が、仕上がりをイメージしやすくなります。

500株でも効果はありますか?

浅いM字など範囲が狭い場合は、500株程度が目安とされることがあります。ただし、効果の見え方は薄毛の広さや密度、生着の個人差で変わります。少ない株数で足りるかどうかは、診察で範囲を確認してもらいましょう。

株数が多いほど仕上がりは良くなりますか?

一概には言えません。株数を増やせば密度は上げやすくなりますが、費用が上がり、ドナー部の毛を多く使います。ドナー部の毛は採取すると再び生えないため、将来の薄毛に備えて残しておくことも大切です。

1000株の植毛は日帰りでできますか?

所要時間や術後の通院の回数は、クリニックや株数によって異なります。たとえばカミノクリニックは施術翌日に包帯を外して洗髪するサービスを案内しているなど、翌日に来院が必要になる院もあります。仕事の休みや遠方からの移動を含めて、カウンセリングで事前に確認しておきましょう。

まとめ:1000株は頭頂部が目安。株数は範囲・密度・ドナー部で決まる

植毛の株数は、範囲と費用の両方を左右する大切な数字です。

  • 1株は1〜4本ほどの毛のまとまりで、本数への単純な換算はできない
  • 公式の目安では、500株は浅いM字、1000株は頭頂部、1500株は前頭部
  • 1000株の費用は約72万〜121万円が目安(2026年10月時点)
  • 必要な株数は範囲・密度・髪質・ドナー部の量で決まる
  • 生着には個人差があり、仕上がりまで1年以上かかることも多い

自分に何株必要かは、写真や料金表だけでは判断できません。候補のクリニックで無料カウンセリングを受け、デザインと株数の根拠、総額を確認してから比べてみてください。

参考文献・参考サイト

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